イヴの眠り

新しい人類「ネオ・ジーニス」である有末静(セイ)の血を引く娘・アリサ。
フラを踊る時は水のように静かでありながら、「龍の娘」の異名をもつ。
彼女の出生の秘密を知っている烈(レツ)は、彼女を守るために中国からやってきた。
しかし、静の体細胞を使って生まれたクローン・死鬼(スーグイ)が、
闇に紛れてアリサに接触する。
死鬼の目的とは――?

映画化もされた『海街Diary』の作者である吉田秋生の人気作、
『YASHA ―夜叉―』の続編です。
前作の終盤からアリサが生まれるまでを描いたエピソード「魂送り」や
アリサの母ルー・メイと養父ケンとの出会いを描いた「ハウメアの娘」を読むと、
前作を知らなくても十分に楽しめます。丁寧に作られた第一巻です。

絵がとても美しく、ハワイ島らしい自由な雰囲気も描かれていて素敵です。
アリサがキレイで強くて本当に魅力的ですね。
ちょっと冷淡なところもありますが、それは主に男性に向けられています。
両親や弟、友人のリリアには優しくて素直なところもあるんですよね。
「龍の娘」という異名をもつアリサに対し、烈は生まれた時に「龍の血を受け継ぐ娘を娶る」という予言を受けたそうです。
烈は、アリサの心を溶かすことができるのでしょうか?
けっこう肝が据わっていて、真面目そうだしやり手だし、悪い男ではなさそうです。